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誰が袖図小柄

無銘 後藤

Tagasode kozuka

Mumei (unsigned) Goto

江戸時代中期
赤銅魚子地高彫色絵裏四分一地
長さ:96.3mm 幅:14mm

Mid Edo period
Shakudo and shibuichi
Length: 96.23mm
Width: 14mm

-

60,000

円(税込)

​音声解説
00:00 / 01:04

拵用金具

2304

No.
 誰が袖。濃艶にも床しくも感じられるこの画題は、「色よりも香をこそあはれと思ほゆれ 誰が袖ふれし宿の梅ぞも」という古今和歌集の歌が由来と伝えられている。画面左には金色絵に毛彫で松と竹が描かれた衝立。その手前の衣桁に掛けられた衣装は誰のものか。赤銅地に金の市松模様、それより大きな銀色絵の衣。「誰が袖?」と見る者の想像を掻き立てる。後藤廉乗、通乗に有縁の工の作であろうか。
誰が袖図小柄 無銘 後藤
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